ひらののアメリカノートVOL.7




ルーシーのアメリカノート:その1 ボブとアキコの秘密

みなさんコンニチハ。あたし、ルーシーよ。
今年の4月に生まれたピチピチ・ビーグル・ギャルなの。


あたしがボブ執事とメイドのアキコをやとってこの家に住みはじめて、早いものでもう4ヶ月以上になるわ・・・
(「あの・・・・メイドのアキコって、わたくしのことですかい?」byひらの)

それで今日は、雨も降ってて静かな朝だしお風呂にも入ってさっぱりしたし、日ごろ思ってることなんかをそこはかとなく書きつくってみようと思うのね。
(「お風呂に入る時、泣きそーな顔でイヤイヤしてたくせにー」byひらの)

それでね、いきなりバラしちゃうんだけど、あたし、ボブとアキコの秘密を知ってるの。
それはね・・・・・
フフ、秘密を知りたかったら豚耳一年分、耳をそろえてもってくるんだな
(「くおらっ!!ぱしいっ」byひらののハリセン)

・・ひ、ひみつってゆーのはね、彼らってじつはうんpしないのよ。
あたしはするわよ、バルコニーにあるあたし専用の豪華トイレットで、逃げも隠れもせずきっちりうんpする。
それも一日に6回するわよ。さわやかな風にふかれ、輝く青空の下でするカリフォルニアうんpって、もー最高の気分♪ ああこんなふうに書いてると、またうんpしたくなっちゃったわ・・

あラ、話がそれかけたけど、あたしはそのうんpを、ちゃんと自分で食べもするわ、エコロジカルでしょ?

(「うっく、、、あのみなさん、逃げないでくださいましー。犬の食糞はけっこう普通の事で、とくに母犬にとっては巣穴の子犬のにおいを消して外敵が来ないようにするための重要な仕事らしいんですー。でもわたくしにとってはすごいストレスなんですけどね(TT)」byひらの)

で、そんなあたしのうんp姿を、ボブとアキコってば目を逆三角形にしてチョー真剣に見つめるの。アキコなんかスバヤクおやつが入ってる袋とマスクを用意するわ。
で、あたしがうんpを終えるやいなや彼らおおいそぎで「ルーシーお嬢様、こちらへ!!」って叫ぶのよ。あたし、エコロジーの見地からぜひともうんp食べたいんだけど、おやつや彼らの真剣さにほだされて、ついトイレットから離れるのね。

そしたら彼ら、スコップであたしのうんpをすくって、大事そうにビニール袋に入れるわ。そう、まるで森の中でトリュフを見つけたみたいに興奮してね・・
それであたし、思ったの。
ボブとアキコはうんpしない。
ってゆーか、きっとできないんだわ。あたし、彼らのうんpシーンを一回も見たことないし、あたしのうんpをタカラモノみたいに回収するところからも、これはもう明らかな事実よ。
で、あたしから取り上げた・・てゆーか、あたしが彼らをあわれんで身を削る思いで譲ってさしあげたそのうんpを、その後どうするのか、みなさん知ってる? それはきっとボブとアキコはあたしのうんpをXXして○○して▲▲して、
あっ、なにするのよドタバタドタ!!

プツン・・・
(「みなさま、これ以上ルーシーワールドに触れると危険すぎますので、今日の放送はこれまでー」byひらの)


(2005.10.22 アメリカ時間)




ルーシーのアメリカノート:その2 あたくしのロバート

みなさんまたもやコンニチハー。

そういうわけですっかり人気文筆家になってしまったあたしなんだけど
(「え? そ、そーなんですか??」byひらの)
恋する悩みはみなさま一般ピープルのかたがたと同じ。ドキドキして、キュンキュンして、恋ってせつないわよね・・。

そんな一般的恋心もこの若さにしてもうじゅうぶんに味わってるあたし。セレブだって、一般庶民と同じなのよ。だから街で出会っても、気おくれせずに声をかけてね。そしたらあたし、気前良くサインしてさし上げるから。
(「、、、、、、、、、、、、、(もはや言葉なし)」byひらの)

うふ。あたしねえ、今のみなさんの心の中が見えるわ。
”あのセレブ界一の美少女ルーシー様が、いったいどんな華やかな恋を??”
でしょー? そーでしょー? 一般ピープルなみなさんって、有名人のこんなお話には興味津々よね?

そうなの・・・・あたしの恋するかたってね、ドッグパークで出会ったボストンテリアの六蔵くんとか、巨大モップみたいなマクダフくんとかじゃ、もちろんないのよ。彼らはとってもいい男の子たちだけど、はっきり言ってたんなる遊び友だちなのね。

あたしが恋するロバートは、朝早く出かけてしまって、夕方になると、あたしのお城に帰ってくるわ。執事のクセに留守がちなところが不思議といえば不思議なんだけど、ま、あたしの身の回りの世話はメイドのアキコがやってくれるから、あまり詮索しないの。
(「えと、ロバートって、ボブの本名ですわ。。。」byひらの)
ただ、あたしの怜悧な頭脳で考えるに、ロバートの自称「執事」は世を忍ぶ仮の姿で、ほんとうはCIAの優秀な工作員かなんかで、世界を左右する超重大な仕事にたずさわってるのよきっと。フウ、かっこいいわよね・・・

で、ロバートが帰ってくると、あたしもう胸がキュンキュンしちゃって、思わず声に出して
「キュンキュンキュンキュン!!」
って言ってしまうの。
ロバートはメイドのアキコと仕事上の連絡事項をやむをえずかわすと、台所の大きな白い袋を持って、またすぐ外に出て行ってしまうわ。これもきっと重大な任務のひとつなんだろうけど

(「これは単に、ゴミを捨てに行ったんですねえ・・・」byひらの)
あたしもう、心配で心配で、
「ロバート! あたくしのロバートはどこっ??」
って、つい叫んでしまうのよ・・・。せつない乙女心よね。

そしたらロバートはすぐにぶじ帰ってきてくれて、あたしに心からの「ただいま」を言ってくれるわ。
あたし、わかるの・・・あたしとのこんな短いひと時が、苛酷な世界を生きるロバートにとって唯一の安らぎの時間なんだって・・

それからロバートは、生物的にやむをえない夕食摂取などをこれまたやむをえずアキコと一緒に遂行し、その次には
「いっぱい。おなかいっぱひ・・」
などとマヌケにつぶやくアキコの足なんかをソファでマッサージしてやって(これはきっと、邪悪なアキコがロバートの秘密-じつはCIA工作員であること-を世間にバラすわよ、とかなんとか言って、無理やりやらせてるんだと思うわ)
その辛い忍従がすむと、やっとお互いに求め続けていたあたしとの「モッテコイ」遊びを開始するのよ。

あたしがその日の気分でおもちゃを選ぶと、ロバートは「fetch!」(彼はね、アキコと違って英語が得意なの)と真剣に叫んで、遠くに放り投げてくれるわ。
おもちゃが描くその放物線の、なんと美しいこと。
あたしは追うの、つぶらな黒い瞳をキラキラと輝かせて、なめらかな耳をシルクのようにひらめかせて、めくるめく幸福感に、からだじゅう満たされて・・・。
そしておもちゃを取ってくると、いとしいあたくしのロバートの胸に、軽やかな天使のように飛び込むのよ・・・
(「ぷぷ。”肉ダンゴみたいに突っ込む”でしょー?」byひらの)

ああ、恋って、こんなにも美しいのね・・・・・・




(2005.11.17 アメリカ時間)


HOME